わかりやすく解説!「DSP広告」の仕組みと導入のメリット・デメリット

こんにちは。ぴあ株式会社 営業推進部の岡崎です。

皆さんは、広告の配信効果を最適化・最大化する方法をご存じですか?

配信効果を上げる方法はいくつかありますが、今回は従来に比べて訴求したい商品に興味があるターゲットへ的確にアプローチできる「DSP広告」についてメリット・デメリットを含めて詳しく説明していきます。

「DSP」とは

「DSP」とは、「Demand Side Platform(デマンド サイド プラットフォーム)」の略称であり、
最適な人に、最適なタイミング、価格で広告を配信することで広告主側の収益を最大化するプラットフォームです。国内だけでも20社以上の「DSP」があります。
広告主は、各社が提供している「DSP」から自社に適したものを選択し、契約する必要があります。

「DSP広告」の仕組み

「DSP広告」は広告主側のプラットフォーム(DSP)と「SSP※」と呼ばれるメディア側のプラットフォームを通して広告が配信されます。
枠ごとにRTB(Real Time Bidding)という入札オークションがリアルタイムに行われ、最も高い金額で入札された広告が配信されるのが特徴です。

※SSPとはサプライサイドプラットフォームの略称であり、メディア側の収益を最大化するプラットフォームのこと。メディア側は、SSPで広告枠や最低出稿単価、出稿条件を設定します。

これまでのディスプレイ広告は、広告主がメディアの広告枠を購入して配信するというのが主流でしたが、
「DSP広告」を利用することで一人ひとりのユーザーの趣味嗜好やニーズに合わせて配信が可能となりました。

「DSP広告」の配信までの流れは、下記の図をご確認ください。下記のような仕組みを採用しているため、広告主側もメディア側も収益と効果を最大化することが出来ます。

「DSP広告」の配信までの流れ

「DSP広告」のメリット、デメリット

「DSP広告」の仕組みを理解したところで、メリットとデメリットについてもご紹介します。

メリット

●訴求したい商品に興味があるターゲットへ、的確にアプローチできる

掲載するメディアからユーザー属性を含んだ広告枠がSSPに広告リクエストされるため、通常の広告よりも成約が見込めるユーザーへ的確にアプローチできます。

●ユーザー単位での広告配信のため、広告効果が最適化される

ユーザーの行動履歴を自動的に分析し、広告の最適化を行うため、費用対効果をより高めることができます。

●類似ユーザーに対してもアプローチできる

成約したユーザー情報を分析し、類似した行動や興味関心を持つユーザーにも広告配信を行うことができます。

デメリット

●初期費用や最低出稿金額がある

各DSPによって異なりますが、初期費用や最低出稿金額が設定されている場合があります。

●どの媒体で配信されたかわからない場合がある

DSPの種類によっては、配信先の情報が公開されていない場合もあります。

「PIA DSP」の特徴と配信事例

最後に弊社が取り扱っている「PIA DSP」の特徴と配信事例をご紹介します。
「PIA DSP」では、ぴあが持っている約1,750万人の会員データ、年間7,500万枚を超えるチケット購買データ等の国内最大級のライブ・エンタメユーザー情報を活用し配信を行います。
また、他DSPとも連携しており、国内最大級の在庫を保有しているのと多彩なフォーマットでの広告出稿が可能なことも特徴です。

これまでの配信事例については、下記の記事もご覧ください。


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