こんにちは。ぴあ株式会社 営業推進部の岡崎です。主な業務はスポーツリーグやチーム、広告代理店に対して弊社ならではのソリューションを提案しています。
今回はPIA DSPを活用した地方スポーツ企業様の広告配信事例をご紹介します。
出会いときっかけ
今回ご紹介する企業様はJ2リーグに在籍している愛媛FC様となります。
弊社では多くのスポーツクラブ様のマーケティングをご支援をしておりますが、地方クラブ様の実績が少なく課題となっていました。
そんな中、今回ご紹介する愛媛FC様との出会いのきっかけは愛媛在住で弊部のインサイドセールスを行っている松浦とのやりとりでした。





上記のようなやり取りが進み、松浦の知り合いの代理店様経由でアポイントを取らせて頂き、お打ち合わせをさせて頂きました。
クラブ様側の課題
PIA DSPのご案内をするにあたり、まず初めに愛媛FC側の課題をお伺いしたところ、下記2点がありました。
1 人員不足
J2に在籍する愛媛FC様を含め多くのスポーツクラブでは、人員不足により一人あたりの業務内容が多く、細部まで手が回せていない状況。
2 集客方法
1の人員不足の影響で集客するための施策が十分に行えていない。
松山市内を走るバスラッピング広告やチラシ、テレビCMによる施策は行っているが費用対効果がわかる施策はできていないとのことでした。
施策
上記の課題2点を踏まえ、弊社としてPIA DSPをご提案させて頂き、施策を行いました。
目的:愛媛FCホームゲームのチケット販促、ホームゲームの認知拡大
予算:約120万円(2020シーズン通し予算)
スプレッドシートにて各試合での当日イベントの内容や予算管理を行い、クリエイティブの訴求内容や配信セグメントのご提案を致しました。
PIA DSPを活用した広告配信での配信セグメントは下記となります。
1 PIA Segments
2 ファミリー向け・子供イベントセグメント(エリア:愛媛+隣県)
2 ASE(位置情報を用いた愛媛在住のユーザーに対しての広告配信)
3 リターゲティング配信
愛媛FC様のオフィシャルサイトにタグを設置し、検索流入や広告経由でオフィシャルサイトまたは広告LPにアクセスしたユーザーデータを蓄積し、広告配信に利用。
上記のセグメントを利用した意図としては、
1のPIA Segments(スポーツ関心層+ファミリー向け子供向け関心層)と、2のASE(位置情報)のセグメントを活用し潜在層へのホームゲームの認知拡大を行い、広告をクリックしたユーザーや検索流入で愛媛FCのサイトに訪れた顕在層に対して3のリターゲティング配信を行い、チケットの販促をしました。
また、コロナ禍においての試合開催に伴い、コロナ対策訴求のバナーを制作頂き、通常の試合訴求(選手を起用したクリエイティブ)と同時配信し、CVRやCTRの差を検証、改善を繰り返し行いました。
リッチクリエイティブによる広告配信もご提案させて頂き、実施致しました。
オンライン上での広告以外にも愛媛FC様側で配布していたチラシからのLPへの送客(QRコードを利用)やテレビCMを見てオフィシャルサイトへの誘導(リターゲティングデータの蓄積)はオフラインとオンラインでの接点を作る大事なポイントとなります。
広告配信の実績
施策内容を元に広告配信を行った結果、チケット価格以下のCV単価で獲得できました。(1件の購入回数となり、枚数は複数買われた可能性もある)
要因としては、下記2点が考えられます。
- リッチクリエイティブによるCTRの向上により、LPへの送客が増え、ホームゲームの詳細認知まで促すことができた。(試合情報や当日のイベント情報等)リッチクリエイティブは、通常の静止画クリエイティブの4倍のCTRとなりました。
- 今まではオフラインでの広告施策がメインだったが、オンライン上での広告配信により、データ蓄積による顕在層への訴求(=リターゲティング配信)と潜在層に対するユーザーへの訴求(=スポーツセグメント+ファミリーセグメントへの配信)が効率的に行えるようになったため。
また、シーズンを通しての広告配信を行うことで、リターゲティングデータの蓄積を行えたことにより、来シーズン以降も顕在層へのアプローチが実施できます。
今後の向き合い方
地方クラブの持つ課題とぴあが持つデータやノウハウ、ツールを掛け合わせることによって課題解決への糸口や、潜在層へのアプローチ方法を愛媛FC様とは取り組めたと実感しています。
制作面(LPやクリエイティブ)や試合日のイベント開催コンサルティング(PIA DMPのデータを元にご提案)もできたらと思います。
まとめ
コロナの影響で、未曾有の1年となり多くのエンタメやスポーツ業界が停滞してしまい、イベントや試合を再開したとしてもこれまでと同様の集客をすることが難しくなっていると感じます。
弊社が持つ、PIA DMPはエンタメに飢えているユーザー様に対しての訴求が可能です。
地方のスポーツクラブ様や興行主様で集客や認知拡大についてご相談等ありましたら、お気軽にお申し付けください。

岡崎高弘
美容師として6年間勤務後、Web広告業界へ転職。メディア側セールスとして従事し、各アドネットワークやSSPとの折衝を行っていた。2018年にぴあグループに入社。主にスポーツリーグやチーム、広告代理店の営業を担当し各ソリューションを提案。レスポンスの速さで右に出る者はいない。