【平成カルチャーが形を変えて再ブーム】「平成レトロ・ノスタルジー消費セグメント」の活用ポイント

こんにちは。ぴあ朝日ネクストスコープ株式会社で主に商品開発やユーザー分析を担当している浅野です。

今回は、私が開発を担当した「平成レトロ・ノスタルジー消費セグメント」の活用方法を紹介します。

消費パワーも強く、情報拡散力も高いオーディエンスへのマーケティングに適したセグメントですので、是非ご活用下さい。

「昭和レトロ・ノスタルジー消費セグメント」の活用方法についても紹介しておりますので、合わせてご覧下さい。

平成カルチャーに高い参加意欲を持つオーディエンスにアプローチ!

平成カルチャーに高い参加意欲を持つオーディエンスにアプローチ!
「平成レトロ・ノスタルジー消費セグメント」は、平成に流行したカルチャー、アーティストやアニメ・ゲームコンテンツなど、あの頃の記憶が蘇るイベントへの参加に積極的な、平成に青春期や幼少期を過ごしたオーディエンスです。

世の中の話題に敏感で消費意欲が高く、「懐かしさ」と「共通の話題で盛り上がりたい欲求」が消費のポイントとなっています。

平成にデビューし大ヒットを記録したアーティストや、平成生まれの人気アニメ・ゲームコンテンツなどに高い関心を持っているオーディエンスをセグメント化しています。

セグメント化におけるキーワード(一部)平成ミリオンヒットアーティスト、小室ファミリー、インディーズバンド、ビジュアル系、平成の歌姫、路上発アーティスト、つんくプロデュース、ASAYAN、平成発の人気アニメ、平成発の人気ゲーム etc

レトロ×ノスタルジーが消費を動かす

Z世代向けのマーケティング支援を手掛けるAMFが発表したJC・JK流行語大賞2022上半期では、コトバ部門の1位が「平成レトロ」でした。

「平成レトロ」とは、1990年代~2000年代の平成初頭に流行したアイテムやカルチャーに若者が注目している現象です。

ルーズソックスやデコなどのギャル文化の再熱、カラフルで短丈トップスや厚底靴が特徴のY2Kファッションの流行、たまごっちの再ブーム、インスタントカメラの人気、プロフィール帳の復活などが挙げられます。

たまごっちだけではなく、シルバニアファミリーやミニ四駆の人気も高まっているそうです。

平成レトロについてリサーチする中で感じるようになったのが、レトロと同時に「平成ノスタルジー」が発生しているということと、平成カルチャーの「親子消費」が生まれていることです。

大人が再びハマる平成カルチャー

大人が再びハマる平成カルチャー

筆者はミレニアル世代に属しているのですが、最近大きな出費をしたのはシルバニアファミリーです。

娘のために購入するという体裁をとっていますが、自分が可愛い動物たちに癒されるために、躊躇せず購入しています。

シルバニアの家の壁紙を変えたり、インテリアを自作したりと、幼い頃の自分では思いつかなかったアイディアがどんどん出てきてすぐに試せる面白さもありますし、お小遣いをためて買うか、親族にねだるしかなかったものを好きなように買えることが快感です。

時々訪問するホビーショップでは、立派なミニ四駆コースが設置されており、そこでは子供の車体を熱心にメンテ・カスタマイズするパパの姿をよく目にします。

コースに合わせた適切なパーツの組み合わせなど、大人になり知識が深まったことで面白味が増したのだと思います。

これらはまさに平成カルチャーの親子消費と言えるでしょう。

「平成レトロ・ノスタルジー消費セグメント」の活用方法

懐かしい平成に若者が新鮮味を感じ、複数世代で楽しめる「平成カルチャー」。

世代をクロスさせたマーケティングに適した当セグメントをご活用下さい。

  • 過去の広告のリブートなど、ノスタルジー喚起を狙った広告キャンペーンの訴求
  • リバイバルや復刻商品、リブートコンテンツのPR
  • 平成が登場する映画・漫画・アニメ
  • 平成生まれの定番商品のPR
  • 親子消費を狙ったお出かけスポットや施設、商品などのPR

 
「PIA Segments」にはこの他にも、多岐に渡るセグメントを用意しており、各種カスタマイズが可能です。詳しくは資料をダウンロードいただき、ご覧ください。