アライアンス/マーケ担当が話す「PIA Segments」意外な利用ニーズ
こんにちは。ぴあ株式会社 デジタルメディアサービス事業局で主にアライアンス/マーケティングを担当している吉田と申します。
私たちは、国内最大級のライブエンタメユーザーのデータを活用できる「PIA DMP」のさまざまなソリューションを展開し、企業の課題解決に取組んでいます。
今回は、「PIA Segments」が外部のパートナーを介してどのような企業にご利用頂いているかご紹介します。
「PIA Segments」の広告配信における主な利用方法
まず、企業が「PIA Segments」を使って広告配信するには大きく以下2パターンの方法があります。
- 「PIA DSP」を介して「PIA Segments」の中で利用したいセグメントを指定して広告配信をする。
- 「PIA Segments」を提供している外部パートナーを介して「PIA Segments」の中で利用したいセグメントを指定して広告配信をする。
2. の外部パートナーは以下の通りです。(2020年5月現在)
- サイバーコミュニケーションズ社:「DataCurrent」(https://datacurrent.cci.co.jp/)
- デジタルアドバタイジングコンソーシアム社:「AudienceOne」(https://solutions.dac.co.jp/audienceone)
- LiveRamp Japan社:「Liveramp DataStore」(https://liveramp.com/)
- Supership社「ScaleOut」(https://supership.jp/business/scaleout/)
- マイクロアド社「Universe」(https://www.microad.co.jp/services/universe/)
企業側の事情により、特定の代理店商流を通じてしか媒体を仕入できない場合や、特定のデータプラットフォーム内のセグメントして利用できない場合、外資系企業だがグローバルで配信契約をしている広告プラットフォームを利用しないといけない場合等には、上記2. のパターンでご利用頂くケースが多いです。
どのようなセグメントがニーズが高いか
1. のパターンでニーズが高いのが、エンタメ企業・商材やプロスポーツチーム等に利用頂く音楽・スポーツチケット購買系セグメントです。
その一方、2. のパターンで最も多くご利用いただいているのは、実は会員・デモグラセグメント(年齢/性別)です。
デジタル広告の配信先/配信面の透明性が世界中でより強く求められる今日において、外資系消費財メーカーや特定年齢以上の生活者にしか広告配信をしてはいけないメーカー(タバコ/アルコール等)は、広告配信にあたり、より精緻なデモグラセグメントを常に求めており、弊社会員セグメントも定常的に広告配信に利用しています。
弊社のデモグラデータの精度の高さは、身分証明証を元にデモグラデータを作成する携帯キャリア会社のデータ等に次いで高いという結果が、某外資系メーカーの配信後の調査でも出ております。
「チケットぴあ」での、ぴあ会員登録の会員情報を登録する際の入会プロセスに加えて、チケットを郵送で希望される方や抽選の際に正確な会員情報を入れないと当選しずらいのでは?という心理も働いていると思われます。
「PIA Segments」はエンタメ系企業以外の業種業態の企業様にも多数ご利用頂いています。
企業・代理店様が「PIA Segments」を利用いただく場合、上記2. のパートナー様か弊社まで、お問い合せ下さい。
吉田 武史
デジタルメディアサービス事業局 チーフプロデューサー
大学卒業後、某賃貸不動産会社/広告宣伝部にてクリエイティブ・マーケティングに従事し、その後某デジタルエージェンシーにてコンサルタント・セールス・カスタマーサクセスを経て、2015年にぴあグループに入社。DMP事業の立上げに参画し主にセールス・アライアンスに従事、今期よりBtoBマーケティングを強化しより多くの企業の課題解決に取組む。