【開発者が解説】新セグメント「映画・シネマ」 ジャンルセグメントの活用ポイント
こんにちは。ぴあ朝日ネクストスコープ株式会社で主に商品開発やユーザー分析を担当している浅野です。
2023.4-6月「PIA Segments」にて、新しく「映画・シネマ」 ジャンルセグメントをリリースしました。
映画・シネマのジャンル、作品、出演者や監督、映画館などのデータを元に開発したセグメントです。
劇場での映画鑑賞、お出かけや余暇の充実、話題のコンテンツの体験にアクティブなオーディエンスであり、映像作品の鑑賞により新たな興味や欲求が生まれるポテンシャルが高いため、さまざまな業種・キャンペーンで活用できます。
今回、私が開発を担当した「映画・シネマ」ジャンルセグメントの設計、活用ポイントについて紹介します。
映画・シネマ にまつわる情報を分類・収集
映画関連のジャンル、作品、出演者や監督、映画館などのデータを元にしたセグメントは、以前から多くの要望がありました。
この度、「PIA DMP」において、アプリ版・web版「ぴあ」内の第一弾として「ぴあ映画」で発信している、映画の情報を収集・分類し、活用できるように基盤を整えた「映画・シネマ」セグメントをリリースしました。
映画ニュースや映画作品、上映スケジュール情報に能動的に接触しているオーディエンスを、映画作品/出演者/監督/映画館など様々なデータを元に、映画ジャンル別にセグメント化しています。
「映画・シネマ」セグメントの活用方法
「映画・シネマ」セグメントのオーディエンスの特徴や、映像作品を観ることで生まれる「叶えたい欲求・新たに生まれる興味」も踏まえ、幅広い業種・サービスにおける活用例を挙げています。
エンタメ、メディア、出版、動画配信サービス、映像・音響機器
映像鑑賞の習慣があるため、映画やドラマなどの作品や原作、動画配信サービス、音響・映像機器のPR等にご活用下さい。
ファッション、コスメ、インテリア、家電
作品鑑賞によって、登場人物のファッションや暮らしへの憧れが高まるため、オシャレや美容、生活・暮らしにまつわる提案にご活用ください。
旅行・レジャー、自治体
映画館へ出かける習慣があり、お出かけ慣れしているオーディエンスが、作品鑑賞によってロケ地への関心を持つため、海外旅行、国内旅行、ロケ地めぐりなどの訴求にご活用下さい。
食品・飲料、スポーツ・ジム、リラクゼーション
映像鑑賞による感動や興奮によってストレスを発散したい欲求を持つオーディエンスに対して、ストレス発散に役立つ食品や飲料、気分転換になるアクティビティや癒し効果のあるものの提案にご活用ください。
教育業界、ニュースメディア
映像作品を観ることで知的好奇心が活性化されるため、スクール・レッスン、ニュース、専門誌など、学びに関するサービスの訴求にご活用ください。
金融、保険、不動産、婚活
映像作品の登場人物が生きる多様な世界、様々な生き方に触れて自分自身を振り返る機会が生まれるため、将来設計に関するサービスの提案(金融、保険、不動産、恋愛・婚活など)にご活用ください。
ゲーム
ゲームの世界観にマッチする「映画・シネマ」ジャンルセグメントをご活用ください。
映画・シネマセグメントのジャンルバリエーション
今回リリースした「映画・シネマ」ジャンルセグメントはこちらです。
映画・シネマ ジャンルセグメント
- 映画・シネマすべて
- 日本映画
- 外国映画
- アクション映画
- 恋愛・青春映画
- サスペンス・ミステリー映画
- アニメーション映画
- 社会派・ドキュメンタリー映画
- ホラー・パニック映画
- SF・ファンタジー映画
- ファミリー・ヒューマン映画
これらの「映画・シネマ」ジャンルセグメントから、配信セグメントを複数選択することが可能で、「映画・シネマ」以外のセグメントを組み合わせることもできます。
「PIA Segments」にはこの他にも、多岐に渡るセグメントを用意しており、各種カスタマイズが可能です。詳しくは資料をダウンロードいただき、ご覧ください。
浅野 裕子
ぴあに入社してから、チケット情報の登録や提携コンビニの渉外担当、ぴあポイントサービスの立ち上げ、ぴあプレミアム会員のエンゲージメント向上の各種企画の実施、ぴあ総研での市場・ユーザー調査等、幅広い業務を経験。現在は、セグメント開発や、ユーザー分析、レポートや広告メニューの開発、マーケットリサーチ等に取り組んでいる。音楽フェス、来日ライブに頻繁に参戦していたが、徐々に追いかける対象がアートに変化。全国各地のアートフェスを楽しみにしている。