【インタビュー】「チケットぴあ」とRoktが提携し、オンライン取引データを活用してECサイト上で広告収益を創出した方法とは?
2023年3月23日から25日に鹿児島で開催された「ダイレクトアジェンダ 2023」に弊社執行役員 市川雅仁が登壇しました。
eコマーステクノロジー企業のRokt(ロクト)ゼネラルマネージャーの山中理惠氏と「リテールメディア」の可能性とECサイトのトランザクション(オンライン取引)データの活用について語りました。
主な内容
「リテールメディア」の可能性
- Roktでは小売事業者やEC事業者が持つファーストパーティデータを活用し、ユーザーのプライバシーに配慮しつつ、精度の高いターゲティングやCV(コンバージョン)トラッキングを行える広告のため、ユーザー、広告主、メディアの“三方良し”のオンライン広告が実現できる
- 日本のリテールメディア市場は2022年に約135億円だったのに対し、2026年には約800億円を超えると見込んでいる。
ぴあが有する会員1750万人のファーストパーティデータを活用
- ぴあは、「データマーケティング事業の強化」「チケット委託事業以外の収益軸の強化」「ECサイトのトランザクションの価値向上」といった成長戦略のため、2022年3月にデータ事業を分社化させ、同年10月に朝日新聞社などから出資を受けて、新会社としてぴあ朝日ネクストスコープが発足
- ECサイト「チケットぴあ」上での広告配信の取り組みとして、Roktの提供するECサイト向けソリューション「Rokt Ecommerce」を導入。
「リテールメディア」を導入した結果
- 広告1000回表示あたりの収益を表すeCPM(有効インプレッション単価)が、直近の平均で約6500円獲得できている。
- 導入前に懸念していたユーザーからの問い合わせやクレームは、導入して2年経った今でもほとんどない。
- ECサイト「チケットぴあ」は、ユーザーがZ世代からアクティブシニアまで幅広く、広告媒体として非常に高い価値を持っている。
より詳しい内容は、Media Innovationサイト内のインタビューをご覧ください。
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