こんにちは。「ウレぴあ総研」統括編集長、「ハピママ*」編集担当の後藤晴美です。
今回はウレぴあ総研のプラットフォームに所属するファミリー向けサイト「ハピママ*」について、編集者の視点から紹介したいと思います。
「ハピママ*」が大事にしていること
ネット上にはさまざまな「情報」があふれています。気づくと知りたい情報や信頼できる情報が選びきれないときもあります。
人生における重要な選択をするとき、商品を購入するとき、サービスを選ぶとき、人々のためになる「質の高い情報」を伝えたい。
私やほかのメンバーも出版編集出身ですが、その知識や長年のノウハウを活かして「ハピママ*」読者の「知りたい」に応えるために発信し続けています。
WEBを編集者としてぶれないように大事にしているのは、以下の2つです。
- 記事を読んでくれる人を見据えて、記事を制作する
- ライターの熱量を大事に、記事を配信する
どこに届けたいのかわからないような記事にしない、ネガティブワードのみで記事を終わらせないようにすることを心がけています。
「ハピママ*」では、読んで気持ちが軽くなる「お悩み解決型」の記事、知って嬉しくなる「お役立ち情報」に注力。
専門家による子育て術、家事・生活が楽になるライフハック記事、家族で楽しめるおでかけスポットなど、ママたちの日常が、より豊かにポジティブになる情報を毎日、お届けしています。
配信カテゴリ
どんなママたちが見ている?
「ハピママ*」で長年コンテンツを提供していてわかってきたのは、いわゆる“キラキラママ”とはちょっと違う、ということ。
どちらかといえば、「自分のため」だけでなく「子どものため」「家族のため」のバランスを大事にしているママたち。
「背伸びせず自分らしく、我が家流のハッピー」をめざすママたちが記事を読みにきてくれています。
メディア概要はこちら
よく読まれる記事は?
次に、「ハピママ*」でよく読まれる記事を見ていきます。
最近はコロナの影響で、記事の傾向が一時的に変化。家ごもりの悩みを解決する記事や、おいしいごはんを食べるためのお役立ち情報が急激にアクセスを伸ばしました。
記事のアプローチで分けると、以下の2つが特に人気や評価を集めています。
専門家ライターによる「信頼のおける」情報
「ハピママ*」には管理栄養士、ファイナンシャルプランナー、幼児教育者、夫婦問題カウンセラー、といった専門家がライターとして所属しています。専門家による意見は「信頼できる記事」として人気を集めています。
記事の例
読者の共感を集めやすい「子育てマンガ」
コンテンツを作成して感じるのは、「記事本数とPV数は必ずしも比例しない」ということ。集客とエンゲージメントを高めるには、データに基づくコンテンツ制作が非常に重要です。
PIA DMPを活用したデータ分析ツールとにらみ合いしながら、反響や大きさを分析し、記事制作に活かしています。
その中でも、「子育てマンガ」は、エンゲージメントの高いアプローチ方法でした。
「共感型の記事」として人気を集め、記事の滞在時間も長く、回遊率も高い。書き手の熱量が高さも加わり、よく読まれる理由のひとつです。
マンガ連載「まっとうな親になりたい」
「すべのママに懺悔したい」
(2019年6月1日〜2020年6月1日集計)
現在、「ハピママ*」が注力していること
特集制作によるデータ駆動型コンテンツマーケティング
「ハピママ*」では、さまざまなママやファミリーの趣味・嗜好性に合わせた特集制作に注力しています。
「ウレぴあ総研」のメディア横断型特集機能を活用することで、特集ごとに集まる人たち(オーディエンス)の性別・居住地・年収などの属性情報や、閲覧傾向が分析でき、広告活用もしやすくなっています。
また、ターゲットメディアを横断したデータドリブンなコンテンツマーケティングができるようになっています。
例えば「おいしいウチごはん」特集は、「ウレぴあ総研」のプラットフォーム上にあるグルメサイト「うまいめし」「うまい肉」と連動し、ファミリー層だけでなく、グルメに興味がある層(独身男女)の記事閲覧データも蓄積されるため、潜在層・顕在層へ幅広く訴求できる、広告アプローチが可能です。
特集記事例
「おいしいウチごはん」特集
子どもとごはん、食品・サービス・レシピ・キッチン用品・家電など、家の食生活を豊かにするための情報を随時更新中!
「カラダココロキレイ」特集
「心と体をキレイに整えたい」人たちへ、お役立ち情報、最新アイテムを紹介。トレンド美容、コスメ、おしゃれなアウターファッションやアウトドアグッズ情報も随時更新していきます。
「子連れでおでかけ特集」
子どもとディズニーはじめ、家族で行くと楽しいおすすめスポットや最新情報を紹介。おでかけ・レジャーに役立つグッズやグルメ情報、ファッションアイテムなども満載です。
子どもの年齢ごとに広告アプローチ可能な新「ママ・ファミリーセグメント」
最後に、7月にリニューアル予定の「ママセグメント」の紹介をしたいと思います。
PIA DMPでは、「ハピママ*」のママ・ファミリー層や、チケットぴあのレジャー・ファミリーイベントのデータを使った集客が可能ですが、より広告として使いやすくするために、「ママセグメント」を一部リニューアルする予定です。
今まで「子育て・教育_1〜3歳」だったものを、「子ども_0歳」というように、0〜7歳まで年齢ごとに細かく分け、より訴求したい層にアプローチできるようになります。
また「ファミリー_ママ_ベビー用品・育児グッズ」というような商品アプローチ向けのセグメントも、データマーケティングチームとともに新たに設計しています。
新しいママセグメントは、「PIA Segments」7-9月版のセールスシートから掲載予定です。興味をもたれましたら、ぜひ気軽にお問い合わせいただければと思います。
後藤晴美
「ウレぴあ総研」編集長。女性向けメデイア「ハピママ*」「mimot.」やグルメ関連メディア「うまいめし」「うまい肉」、「ディズニー特集」などのコンテンツディレクションを統括。タイアップ企画やデータ分析など、ユーザーの興味関心を深める施策を数多く手掛ける。